病害虫防除所の業務
1.的確な病害虫発生予察
・予察情報の作成と提供
現在の病害虫の発生状況や気象要因から、今後の発生時期や発生量を予測して、効率的な防除に役立てるための予察情報を作成し、迅速に提供しています。・診断・検定など
防除効果を高めるため、ウイルス病診断及び薬剤耐性菌,抵抗性の検定を実施し、適切な防除を推進しています。2.適切な防除対策
・病害虫防除技術の確立
防除が困難な病害虫や、問題となっている特殊な病害虫に対して、防除技術の確立と実用化を図ります。・病害虫の診断・防除指導
問題になっている病害虫を診断し、被害発生要因の究明と的確な防除対策について指導しています。・病害虫の侵入警戒調査
海外からの病害虫の侵入警戒調査や、新奇病害虫の発生調査を行い、それらの生理・生態について調査研究を実施し、分布拡大の防止につとめています。3.農薬安全使用対策
・農薬の安全使用対策の推進
農薬の適正な使用を推進し、農薬による危被害防止と安全で質のよい農作物の生産並びに環境保全の確保を図ります。そのため、農薬安全使用技術講習会等を開催しています。